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うみうし

まさか、この歳になって連に入れていただけるとは夢にも思っていませんでしたので、本当に夢のようです。ちなみに年齢は公然の秘密ということにしてください。

去年(2007年)の5月に教室に入って笛を始めました。しかし、教室ではお囃子はほとんど練習しませんので、連に入れていただいて、ぞめきのリズムについていくのは苦労しました。時々調子をはずしてご迷惑をおかけしておりますが、この場をお借りしてお詫びいたします。

粋が信条の藝茶楽では、連の隅々まで粋の気概があふれています。無粋な私には正直荷が重いと感じることもあります。しかし、何とかはみ出さないように努力したいと思っています。
さて、阿波踊りの期間中、粋を最高潮に感じた場面がありました。桟敷を進行して出口近くになると、鳴り物は脇に控えて演奏を続けますが、男踊り女踊りと踊りこんできて、ハッと目を見張らされるのが、藝茶楽の女踊りの方々の美しさです。男踊りの方々には申し訳ありませんが、私は男ですから、どうしても女性の方に目が向きます。
白地に赤と黒の文字模様の衣装が秀逸で、何よりも目を引かれるのは裾が白色で蹴出しも白色というところです。リズムに合わせて蹴出しが見え隠れして、下駄から足袋、そして蹴出しに包まれた下肢へと続く線が全員揃って躍動している場面は、阿波踊りの中でも健康美あふれるハイライトだと思いますが、藝茶楽は衣装と踊りが見事に調和していて美しい。

阿波踊り期間の4日間は正直きつかったです。笛は一見楽そうに見えますが、演奏中は息を吹き出す一方ですので、喉がからからになってしまいます。また、私のような初心者は息継ぎのタイミングをはずしてしまうケースが多いので、演奏中に酸欠状態になってふらふらになってしまうこともあります。

藍場浜の練習から本番と続き、今(9月)は一区切りですが、地道に練習して、少しでも上手になることが出来ればと思っています。

(文=うみうし 2008年9月 記)

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うみうし

笛担当