「団扇の振り方考」
皆さんこんにちは。
若い連員さんたちが多い藝茶楽の中で、平均年齢を引き上げてしまったオッサンですが、実は2007年3月に藝茶楽に入連したばかりの新人です。よろしくお願いいたします。
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さて、阿波踊りの世界では、三大主流と呼ばれる、踊り方の基本形みたいなものがあります。もちろん、この3種類のどれかでなければならないわけではなく、「手を上げて、足を運べば阿波踊り」といわれるように、自由奔放で、1000人いれば1000通りの踊り方があっていいわけですが、踊り方だけでなく、例えば団扇(うちわ)の振り方についても、各連、各自いろんな振り方があるようです。
私は20歳のときに某UK連に入連し、はじめて本格的に阿波踊りを踊りだしたのですが、その当時、「団扇は三角を描くように動かせ」と教わりました。
いろんな連を観察していると、団扇の振り方には大きく分けて次の3通りあるようです。
右足を前に出すタイミングで、
1)団扇を持つ手の平(親指側の面)が上を向く。
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2)団扇を持つ手の平(親指側の面)が下を向く。
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1)の例では、上の1)図のように1で親指側の面が上になるようにして斜め前方に突き出し、2で親指側の面を一旦下に向けた後、3で面を返してスッと頭の上に持っていき、最後に4で斜め下(左手方向)に、親指側の面を下に向けた状態で振り下ろします。そしてまた面を返して1に戻る・・・というのを繰り返します。某AO連や某UK連などがこの振り方をしていますね。団扇の面を表→裏→表→裏と返しますので、連続して動かすとヒラヒラして見えるわけです。団扇の表と裏とで、色が違っていれば、より一層ヒラヒラして見えます。
2)の例では、1)のようなヒラヒラ感はなく、ゆったりと動かし、団扇を上でビシッ、下でビシッとキメるように止める連が多いようです。某GO連や某SA連などのように、8の字を描くように団扇を動かす連もありますし、また、某SI連などのように、一旦親指の面を外側に向けた後、面を返して親指の面を内側にして下に振り下ろし、くるっと回すようにして上に振り上げるという連もあります。
そして、上の二つとは全く違い、
3)団扇を両手に持ち、とにかくヒラヒラさせながら上に下にと往復させる。
これは、古典的な正調のリズムと違った独特のリズムを刻み、特に踊りの動きが激しく速い、某KO連とか某SU連などがこれにあたります。
どの振り方が正解・・・とかいうのはないと私は思っています。ただ、いずれの場合でも、団扇はぎゅっと握ってしまうと動きが硬くなるので、親指と人差し指だけで挟むように持ち、手首をしなやかに動かすことが基本だと思います。
あなたはどんな団扇の振り方が好きですか?
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そうそう。私が昔、男踊りを踊っていた頃、演舞場で団扇がつるっと手からすべり、観客席まで飛ばしてしまったことがあります。お客さんが拾ってくれましたが、顔に当たったりしなくてよかったです。
(文・イラスト=豆壱郎 2007年11月 記)
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豆壱郎 ホームページ制作・管理、鳴り物/締め太鼓を担当。Webデザイナー。 趣味は、阿波踊りと、パソコンで遊ぶことと、自転車を床の間に飾ること。 |





