藝茶楽とは

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男踊り

阿波踊りには、娯茶平調、のんき調、阿呆調と言って、三大主流と呼ばれている踊り方の基本形があります。
藝茶楽では、娯茶平調を基本にしていますが、個人個人の体形や踊りに対する考え方はそれぞれ違いますから、一人ひとり踊り方は違います。
自由奔放で勇ましく、また、正調を基本としながらも、新しいスタイルの踊りも追求しています。

衣装は、白・黒・赤を基調とし、背中に大きく歌舞伎の隈取りを配置して、粋さを表現しています。
はちまきは盗人かぶりをし、団扇を使って踊ります。

男踊り

 

女踊り

男踊り

女踊りは、基本に忠実に、足並みをそろえた踊りを心がけています。
「男踊りはつま先で、女踊りは指先で・・」踊りを表現するのだそうです。女性たちは、指先の所作にも繊細に気を配り、いつくしむように優雅な踊りを披露します。
「踊り踊らば品よく踊れ。品のよい娘を嫁にとる」と歌われていますように、女踊りは上品でしなやかな踊りを目標としております。

衣装は、男踊りと同じく白・黒・赤を基調とし、背中に大きく歌舞伎の隈取りを配置しています。
けだしも白ですので、上品さと清潔感が溢れていると思いませんか?

藝茶楽の衣装はとても評判がよく、この衣装を着たいがために入連を希望される方も多いです。

 

鳴り物

鳴り物は踊り子たちを「踊らせる」縁の下の力持ち。スポットライトこそ当たりませんが、阿波踊りにとって「お囃子」は大変重要です。
鳴り物の種類は以下の通りです。

●鉦(かね)
チチン、カラリン、チチン、カラリン・・・と、2拍子の音を刻んでいきます。鳴り物の中では唯一金属を叩きますので、鋭い音で、よく耳に響きます。リズムの緩急など、音の構成は、この鉦がリードします。オーケストラでいえば、指揮者のようなものです。踊りの構成や鳴り物全体を把握していなくてはなりませんので、最も難しいパートと言えます。

●三味線
巨大な演舞場の中に入っていくと、悲しいかな、音がかき消されがちではありますが、三味線のない阿波踊りというのはやはり風情がありません。街角踊りではその威力を発揮しています。

鳴り物●横笛
鳴り物の中で、唯一メロディーを奏でるといえば笛です。三味線もメロディーは弾きますが、どちらかというとサイドギターのようなものなので、主旋律は笛の担当になります。これも風情のある阿波踊りにはかかせない楽器です。やはり打楽器の中に埋もれがちですが、意外に遠く離れていても自分の連の笛の音というのは聞こえるものです。

●締め太鼓
肩からつり下げて叩きます。カン高くかわいた音がします。リズムは「ンタンタ」という裏打ちが基本になります。実はこの締め太鼓の裏打ちが踊り子の心をウキウキさせているのです。ですから、非常に重要な役割を担っているといえるでしょう。(もちろん他の楽器も同じように重要ですが)

●大鼓(おおかわ)
締め太鼓を小さくして細長くしたような大鼓は、片手で持ち、もう一方の手に張り扇を持って叩きます。締め太鼓よりもさらにカン高い音が鳴るので、アクセントとして効果的に鳴らすことによって、お囃子全体が締まります。ただし、音をはずしてもよく目立ちますから、リズム感のいい熟練者でなければなりません。

●大太鼓
はらわたに響きわたるような図太いドコドコという音を出し、お囃子のベースを務めます。連によっては何十個も揃えているところがあり、その音は何キロも離れて聞こえることがあります。迫力のある音で踊り子のパッションを高めています。

●竹
竹は締め太鼓や大鼓より更にカン高くかわいた音が鳴ります。これもやはり大鼓同様、ここぞという要所で鳴らすことにより、お囃子にメリハリが出ます。


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